「美容系のWebマーケって、なんかキラキラしてそう」
そう思っている人、けっこう多いんじゃない?
私も美容業界に足を踏み入れる前は同じことを思っていた。笑
こんにちはkuromariです🐈⬛
でも実際に美容系のWebマーケ業務や記事制作に関わってみて分かったのは、そのイメージは「間違ってはいないけど、全体のごく一部でしかない」ということ。
むしろ地味で泥臭い作業のほうが圧倒的に多い。
この記事では、美容系Webマーケの仕事に興味がある人、転職や就職を考えている人に向けて、イメージと実務のギャップを含めて実際の仕事内容を教えます✨
美容系Webマーケ担当の仕事、世間のイメージ
まず、世間一般でよく持たれているイメージから確認しておくね。
こういったイメージは、決して間違いではない。
SNS運用も業務のひとつだし、キャンペーンの発信も担当する。美容への関心があること自体は強みになる。
ただ、これはあくまで「見える部分」の話。実際の業務のほとんどは、SNS投稿の向こう側にある地道な作業で成り立っているの。
実際の仕事内容【業務の全体像】

ここからは、実際に私が担当している業務をもとに書いていきます!
コンテンツ制作(SEO記事・LP・メルマガなど)
美容系Webマーケの仕事の中で、意外と大きな比重を占めるのがコンテンツ制作。
社内で行わず、外部に委託するパターンもあるんだけど、細かい設計や確認は私の仕事。
「なぜこの構成にするのか」「何を知りたくて検索してきたのか」を考える工程のほうが、実は時間がかかる。
SNS運用(投稿だけでなく分析・改善が中心)
SNS運用と聞くと投稿作業をイメージしやすいが、実際の中心は分析と改善。
どの投稿の反応が良かったか、離脱が多いタイミングはどこか、フォロワーがどんな情報を求めているか。
数字を見ながら次の打ち手を考える作業のほうが多い。
検索意図分析・競合調査などのリサーチ業務
コンテンツを1本作るにも、いきなり本文を書き始めることはなくて
検索ユーザーが何を知りたいのか、競合記事はどんな情報を扱っているか、不足している情報はどこか。
こうしたリサーチを丁寧に積み重ねてから、ようやく構成案に進む。
社内外の関係者との調整
クリニック側の担当者、記事監修者、外部の制作パートナーなど、関わる人は意外と多い。情報の正確性を担保するための確認作業や、スケジュール調整も日常的な業務のひとつ。
1日の業務の流れ(私の)
具体的にイメージしやすいよう、ある1日の業務の流れを一例として紹介してみますね。
会社や担当領域によって差はあるので、あくまで参考程度に見てほしい。
- 10:00出社
PCを起動してメールやチャットの確認
(まだほとんど寝ぼけている) - 11:00数値系確認
売上データやコンテンツの集計などをします
- 13:00打ち合わせ
外部へ委託しているものの打ち合わせは大体この時間に
(やっと頭が稼働してくるので) - 14:00休憩
外に食べに行くこともあるけど
基本デスクでワンハンドで食べる系が多い
(忙しい時はカフェラテのみの時も) - 15:00企画作成
リサーチや分析をした後目標値などを細かく設定
- 17:00現場のメンバーと戯れる
作成した企画を持って現場へ
運営上無理ないか。再現性はあるかなどの確認
(雑談多め笑) - 18:00上司へ報告
先ほどの企画や数値の検証結果を報告
(1日で1番ビシッとしますよ)タスクの確認
朝はほとんど機能していないので
前日に確認します
期日の確認やスケジュールの組み直しなど - 19:00退勤
基本残って仕事することはないけど
考えることなどは持ち帰ることがしばしば。
(通勤中で閃いたりすることがあるの💡)
この他でもコンテンツの撮影や、備品整理など現場スタッフができないことのお手伝いをしたり。
華やかさよりも「地味な検証・改善作業」が多い
投稿してすぐに反応が出て終わり、という単純な仕事ではない。
数字を見て、仮説を立てて、修正して、また検証する。この繰り返しが業務の大部分を占めている。
地味な作業が多いのは結構ギャップだったかな。
SNS投稿は全体業務のごく一部
冒頭で触れた「SNSでおしゃれな投稿をする」というイメージ通りの業務は、実際には全体のほんの一部。
それよりも企画やデータ分析に費やす時間のほうが長い。
「美容が好き」だけでは務まらない
美容への関心はもちろん役立つが、それだけで成果が出るわけではない。
数字を読んで仮説を立てる分析力や、検索意図を言語化する論理的な思考力のほうが、日々の業務では求められる場面が多いかな。
他業界のWebマーケとの違い
一般的なWebマーケティング職と比較したときに、美容業界ならではの特徴もいくつかある。
表現規制への配慮が必須
美容・医療に関わる情報発信には、薬機法や景品表示法といった法律が関係してくる。
効果効能の表現ひとつとっても、慎重な言葉選びが求められる。
ここは一般消費財のマーケティングとは大きく異なる部分だと感じる。
もし違反してしまうと会社が罰則を受けたり、ニュースで取り上げられて会社のイメージも悪くなってしまうから
結構慎重に。しっかりチェックをしています
専門知識のアップデートが必要
美容医療や成分に関する情報は日々更新される。
古い情報のまま発信を続けると、読者に誤った情報を届けてしまうリスクが。
だからこそ、常に最新情報を確認する姿勢が欠かせない。
口コミ・体験談の扱いに慎重さが求められる
実在しない口コミを作ったり、根拠のない体験談を並べたりすることはできない。
信頼性を担保する工程が、他業界よりも重視される印象がある。
向いている人・向いていない人

向いている人
向いていない人
未経験から目指す場合に知っておきたいこと
未経験からこの仕事を目指す場合、必ずしもマーケティングの実務経験だけが評価されるわけではない。
美容PRや接客、ライティングなど、隣接する経験が強みになることもある。
役立ちやすい経験・スキル
文章を書く経験
SNSのキャプションでも、接客時の説明でも構わない。
「情報をどう伝えれば相手に伝わるか」を考えた経験は、コンテンツ制作の土台になる。
未経験でも、この視点があるかどうかで習得スピードは変わってくる印象がある。
美容業界での顧客対応経験
美容PRや販売、接客の現場で「お客さんが何に悩み、何を知りたがっているか」に直接触れてきた経験は大きい。
ペルソナ設定や検索意図の分析は、結局のところ「相手の悩みを想像する力」が土台になるため、現場感覚がそのまま活きる場面が多い。
地道な作業をコツコツ続けられること
華やかさより検証・改善の繰り返しが中心の仕事なので、数字を見ながら地道に調整を続けられる姿勢は、スキル以上に重視されやすい。
知っておきたい注意点
薬機法や景品表示法など、美容特有のルールは入社後に学ぶケースも多いが、事前に基本だけでも調べておくと理解が早い。
また、効果効能に関する表現には常に慎重さが求められるため、「言い切りたいけど言い切れない」場面に戸惑うこともある。
ただし、これは断定できるキャリア保証の話ではなく、あくまで実務を通して感じた傾向のひとつとして参考にしてほしい。
実際にどんな経験が評価されるかは、企業や求人によって差がある。
まとめ
美容系Webマーケの仕事は、SNSでおしゃれな投稿をするだけの仕事ではない。
検索意図の分析、コンテンツ制作、データに基づいた改善、法律面への配慮など、地道な業務の積み重ねで成り立っているの。
華やかなイメージだけで判断せず、実際の業務内容を知った上で、自分に向いているかどうかを考えてみて。